ボリュームはあるが、宣戦布告遅延に関するGAIMの大罪を知るためにも、教養として読んでおくことを薦める。決して謝罪しない・都合の悪いことは黒塗りにする役人だから、不都合な真実は隠し通され続ける。しかし、西さんのような権威あるアウトサイダが発信することによって、いつかはその悪事が暴露される。
本著自体は、マッカーサによる戦後統治がテーマであり、誰が善で、誰が悪だったのか、私的な評価は行われていない。それだけに、史実だけが淡々と語られ、読了するには忍耐力を要する。
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國破れて マッカーサー (中公文庫) Kindle版
アメリカによる「占領」は未だ終わらざる日本の惨敗物語だ。米政府の極秘資料をもとに、占領政策の欺瞞を暴き、日本人の変節を問う。平和と民主主義の代償として憲法第九条の中に埋葬された日本人の誇りを取り戻すために、いま明かされる「占領の真実」。
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2005/7/25
- ファイルサイズ1194 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
アメリカの「占領」は未だ終わらざる日本の惨敗物語だ。平和と民主主義の代償として憲法第9条の中に埋葬された日本人の「誇り」は取り戻せるのか。アメリカ政府の極秘資料を用いて、「占領政策」を赤裸々に描き出す。
登録情報
- ASIN : B00ECTL57W
- 出版社 : 中央公論新社 (2005/7/25)
- 発売日 : 2005/7/25
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 1194 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 558ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 62,823位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年2月10日に日本でレビュー済み
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マッカーサーは、昭和25年にて「日本は侵略戦争をしていない 防衛戦争をしただけだ」と、
はっきりと、同年米国上院議会で発言しています。
もう止めましょう戦勝国が敗戦国を好きに叩くのは
人間腐っていくだけです
フロイト先生も言っていました 「自分には嘘をつけない」
タブーがタブーで無くなる時こそ その時こそが世界がひとつにまとまる時です
はっきりと、同年米国上院議会で発言しています。
もう止めましょう戦勝国が敗戦国を好きに叩くのは
人間腐っていくだけです
フロイト先生も言っていました 「自分には嘘をつけない」
タブーがタブーで無くなる時こそ その時こそが世界がひとつにまとまる時です
2024年2月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
分かりやすく、良かったです。個人的には、スタンダード標準で、ちょうど良い感じ。読んで損はないかと思います。約600ページありますが、寝る前に少しずつ楽しく読んでます。
2021年1月10日に日本でレビュー済み
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時間の都合で半分しか読めていませんが、実に興味深い本です。
2023年6月15日に日本でレビュー済み
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日本が日本人がこの頃、変だなって感じる人は、その起因のひとつを知ることができるかも知れません。
2022年8月18日に日本でレビュー済み
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戦後生まれの我々は戦前の記憶がない。生まれこの方教えられた事も本当かどうかわからない、信じられない、子供の頃からそんな違和感を持ち続けて育ったように思う。
この西先生の本は第一線級の資料をもとに書かれた「事実」だと直感で理解できる。読み進めるうちに色々なことが腑に落ちてくる。しかし、まだまだ実際には僕たちが知らない間に洗脳されていることはあるのだと思う。
よくこういう話を「陰謀論」というひとがいるがこれは紛れもない「陰謀」であって「論」でもなんでもない。多くの国民が頭を冷やして熟読するべきだと思う。
そして本当の日本を取り戻したい。
この西先生の本は第一線級の資料をもとに書かれた「事実」だと直感で理解できる。読み進めるうちに色々なことが腑に落ちてくる。しかし、まだまだ実際には僕たちが知らない間に洗脳されていることはあるのだと思う。
よくこういう話を「陰謀論」というひとがいるがこれは紛れもない「陰謀」であって「論」でもなんでもない。多くの国民が頭を冷やして熟読するべきだと思う。
そして本当の日本を取り戻したい。
2021年11月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
YouTubeを見ていると、かなりこの著者の広告が入る。最近は講演会の宣伝である。その内容を最後まで見ると、かなりの反米右派であると感じる。
著者はスタンフォード大学フーヴァー研究所の研究員で、同校のホームページを見ると、現在はモラロジー研究所で教鞭を執っているとある。同研究所はその内容からもかなり保守的な組織であるようだ。
いずれにせよ、先入観で判断するのは良くないので、動画を見て感じた不自然さを払拭したいと思い、本書籍の購入に至った。
結論から言えば、タイトルの通り、日本の敗戦後、GHQのダグラス・マッカーサーがいかに強権的な方法でその政策を推し進めたのかが、詳細な資料によって語られている点に関しては非常に素晴らしいものと言える。マッカーサーの日本占領における栄光と没落の記録というところか。
しかし、氏が膨大な資料を渉猟しながらその合間に時折挟み込む特有の視点が恣意的で不自然さを感じた。とりわけ、憲法9条や戦後の教育制度等に対するかなりの嫌悪があるように見える。
たとえば、「はじめに」にこうある。(以下引用)
第九条は「愛国心」の墓。(中略)
我々の「誇り」は第九条の中に埋葬されている。
日本国民は、戦後、第九条があるから日本が「平和」でおれたと信じている。(中略)
日本の文化から、歴史から、日本人の意識から、「魂」を抜き去り、アメリカが「安全である」と吟味したものだけを、学校教育で徹底させるべし。マッカーサー元帥の命令一声で、日本教育が大改革をさせられたのは、アメリカの国防と繁栄という最も重要な国益があったからだ。
アメリカが恐れ戦いた「日本人の愛国心」を殺すために陰謀作成された「洗脳」を、日本は今でさえ「平和教育」と呼び、亡国教育に現を抜かしている。(以上引用)
もちろん、様々な意見があるのは良いことだし、そのことを否定することもしない。しかしながら、この感情的な記述が、冷静な資料分析の価値を貶めはしないかというような気にもなる。
また、A級戦犯でその後釈放された岸信介・笹川良一の釈放理由として、(以下引用)
熱烈なキリスト教徒のマッカーサーが、「やりすぎた」と良心の呵責に耐えられず、その罪悪感から「己」を解放するために、これら十七人のA級戦犯に特赦を与えたのだろうか。そうだろう。それ以外釈放する理由もない。(以上引用)
としているが、その後話題になる、とりわけ岸とCIAとの関係に触れていないのには不自然さを感じた。(もっともCIAの文書に関しては一定期間を経ても公開しないでも良いらしいので、触れようがなかった可能性もある。岸や笹川の政治姿勢と上記からうかがえる筆者の政治姿勢を考えると色々邪推したくなってしまうが、それは客観的ではないのでやめておく。)
以上、諸々書いたが、内容は別にして著者の強い思いが前面に出ているのがやはり必要以上に気になってしまったのと、岸の扱いに関しての情報があまり得られなかった点が満点評価とできなかった理由だろうか。
著者はスタンフォード大学フーヴァー研究所の研究員で、同校のホームページを見ると、現在はモラロジー研究所で教鞭を執っているとある。同研究所はその内容からもかなり保守的な組織であるようだ。
いずれにせよ、先入観で判断するのは良くないので、動画を見て感じた不自然さを払拭したいと思い、本書籍の購入に至った。
結論から言えば、タイトルの通り、日本の敗戦後、GHQのダグラス・マッカーサーがいかに強権的な方法でその政策を推し進めたのかが、詳細な資料によって語られている点に関しては非常に素晴らしいものと言える。マッカーサーの日本占領における栄光と没落の記録というところか。
しかし、氏が膨大な資料を渉猟しながらその合間に時折挟み込む特有の視点が恣意的で不自然さを感じた。とりわけ、憲法9条や戦後の教育制度等に対するかなりの嫌悪があるように見える。
たとえば、「はじめに」にこうある。(以下引用)
第九条は「愛国心」の墓。(中略)
我々の「誇り」は第九条の中に埋葬されている。
日本国民は、戦後、第九条があるから日本が「平和」でおれたと信じている。(中略)
日本の文化から、歴史から、日本人の意識から、「魂」を抜き去り、アメリカが「安全である」と吟味したものだけを、学校教育で徹底させるべし。マッカーサー元帥の命令一声で、日本教育が大改革をさせられたのは、アメリカの国防と繁栄という最も重要な国益があったからだ。
アメリカが恐れ戦いた「日本人の愛国心」を殺すために陰謀作成された「洗脳」を、日本は今でさえ「平和教育」と呼び、亡国教育に現を抜かしている。(以上引用)
もちろん、様々な意見があるのは良いことだし、そのことを否定することもしない。しかしながら、この感情的な記述が、冷静な資料分析の価値を貶めはしないかというような気にもなる。
また、A級戦犯でその後釈放された岸信介・笹川良一の釈放理由として、(以下引用)
熱烈なキリスト教徒のマッカーサーが、「やりすぎた」と良心の呵責に耐えられず、その罪悪感から「己」を解放するために、これら十七人のA級戦犯に特赦を与えたのだろうか。そうだろう。それ以外釈放する理由もない。(以上引用)
としているが、その後話題になる、とりわけ岸とCIAとの関係に触れていないのには不自然さを感じた。(もっともCIAの文書に関しては一定期間を経ても公開しないでも良いらしいので、触れようがなかった可能性もある。岸や笹川の政治姿勢と上記からうかがえる筆者の政治姿勢を考えると色々邪推したくなってしまうが、それは客観的ではないのでやめておく。)
以上、諸々書いたが、内容は別にして著者の強い思いが前面に出ているのがやはり必要以上に気になってしまったのと、岸の扱いに関しての情報があまり得られなかった点が満点評価とできなかった理由だろうか。
2022年10月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
GHQが日本人バカにしてを滅茶苦茶にしたのがよく分かります。昔、ネット上で公開されていたのですが、今は閉鎖されているので、本を購入しました。